お灸には沢山の種類があります。当院では患者様の状態に合わせたお灸を提供することができます。
しょうが灸
輪切りにした「しょうが」に「もぐさ」を乗せたお灸です。「しょうが」の成分は熱を与えると身体の深部を温める効果があります。お灸の熱刺激と「しょうが」の成分の相乗効果でお腹や腰回りを温め、大腸・小腸などの内臓や骨盤腔内の子宮や卵巣を働きかけ正常な状態に導きます。女性特有の疾患や慢性的な疾患に。体の冷えが気になる方、不妊治療をご希望の方に特にお勧めです。
くるみ灸
生薬成分を染み込ませたくるみの殻をまぶたの上に置き、その上にもぐさを乗せてたお灸です。お灸の熱刺激でくるみの殻の中が蒸し状態になり、温熱刺激と生薬成分が眼精疲労を和らげてくれます。また、眼の周りの血行不良を改善して、目の隈やむくみを解消させてくれます。
透熱灸(とうねつきゅう)
もぐさを米つぶぐらいの大きさにして皮膚に直接そえるお灸です。お灸の熱刺激で皮膚に微小のやけどをつくります。そのやけどを治そうと身体の免疫が働き、病を治すのがお灸の治療効果考です。当院では患者様の状態に合わせ、お灸のやけどを緩和させるシールや、竹の筒でお灸の熱さを緩和させる方法などを選んで提供しています。